「『疑われること』が一線なんですよ」と言ったタレント
別の解釈もあった。28日「白熱ライブ ビビット」(TBS系)ではタレントの眞鍋かをりさん(37)が、「政治家さんの『一線』情報って別にこちらはどうでもいい」としながら、パジャマ姿の写真などを念頭に「『だらしなく見えてしまった』『見え方を気にしない』というところが問題だったと思います。議員としての資質を問われても仕方がないですよね」と、議員という立場ながら気の抜けた服装を収められた点を問題視している。
さらに「NEWS」の加藤シゲアキさんは同番組で、「『疑われる一線』は越えているわけじゃないですか」としてこう述べている。
「『疑われること』が一線なんですよ、たぶん。事実はさておき、疑われる、ここを越えたらこうなるよね、人前に出て手をつなぐとこう見られるよね、というのは容易に想像できたと思うんですよ。だから軽率だったと糾弾もされます」
同様の解釈は28日昼の「バイキング」(フジテレビ系)でもあった。元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏は
「政治家の『一線』と一般国民の『一線』は違います。国会議員は高い倫理性・道徳性を求められます。高潔でなければいけない。疑いをもたれたら一線だと思います」「外形的に見て疑われたらもうダメなんです」
と指摘した。一方「認めてしまえばいい」という意見に対しては、「不倫は辞職ラインなんですね。宮崎(謙介)議員が『不倫=辞職』という前例をつくったので、それが一つの基準なんです。そこを考えられたんじゃないかと思います」と話した。宮崎氏は16年2月、週刊文春に報じられた不倫の事実関係を認め、衆院議員を辞職している。
30日「アッコにおまかせ!」(TBS系)にVTR出演した上西小百合衆院議員は、自身にとっての「一線」とは何かを問われ「私は彼氏が他の女の人と手をつないだらブチ切れますよね。はあ?みたいな。正直なこと言うと話してもほしくないですね」と回答。「手をつなぐ」時点でアウトと考えている。