北海道のベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」は2017年7月30日、日本初となる民間単独による宇宙空間到達を目指したロケットを北海道大樹(たいき)町から打ち上げたが、失敗に終わった。
このロケットは、同社が開発・製造した。打ち上げは29日に予定されていたが、天候不良のため中止に。翌30日に延期となるも、この日も燃料系の不具合などで再三延期となり、16時半すぎにようやく打ち上げられた。
しかし、打ち上げ後にロケットとの通信が途絶えエンジンを緊急停止、その後海上に落下した。目標にしていた高度100キロ到達はならなかった。
同社創業者で元ライブドア社長の堀江貴文さん(44)は30日、ツイッターに
「無事ロケットは離床して飛んで行きましたが、残念ながら宇宙までは到達できませんでした。しかしながら貴重なデータが取れたのでリベンジして宇宙まで飛ばす日も近いです」と書き込み、近いうちの再チャレンジを誓った。