「いま山本大臣、看過ならぬことをおっしゃいましたからね」
桜井氏は閉会中審査で、加計学園は獣医学部の設置認可がおりる前に、「高圧受電設備」を申し込んでいたとして「まだ加計と決まっていないのに行われている。この点については総理、いかがですか」と問うた。そこで答弁に立ったのはまたも山本氏で「そういう細かいことを総理にお尋ねしても(答弁するのは)無理だと思います。それは私が担当しているわけでありまして、私に聞いていただければと思います」と答えると、これを桜井氏は強く非難した。
「いま山本大臣、看過ならぬことをおっしゃいましたからね。『そんな小さなこと』ってどういうことだよ。言ったよ今。『そんな小さなことは総理が答弁することじゃない』。我々が調べてきたことに対してそういう失礼なことを言うのはおかしな話じゃないか。失礼だよ。いいから。もうあなたは答弁結構だ。時間の無駄だ。時間の無駄だから出てくんなよ」
鈴木氏は、この場面での山本氏と桜井氏のやり取りについてブログで
「25日の桜井氏の発言で基本的に間違っているのは『小さいこととはなんだ、失礼だ、出ていけ』と言っているが、山本大臣は『そういう細かいことを首相に尋ねても無理だ。担当している私からお答えする』と言っている。『小さいこと』とは言っていない。事務的な細かいことなので担当の私からと言っているのだ」
と指摘し、桜井氏に対して
「言ってもいないことに大きな声で、しかも『出ていけ』はないだろう。この点、与党の理事もしっかり真意を国民に知らせるべきである。懲罰にすべき言動ではないか」
「発言の削除や、委員会での注意など民主的手続きをすべきでないか。こうしたことを一度見過ごすと慣例となって益々国会が軽いものになってしまうと心配するものである」
と主張している。