米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手(28)が日本時間2017年7月29日のタンパベイ・レイズ戦に先発登板し、メジャー自己最多を更新する14奪三振を記録した。8回1失点と好投し8勝目(9敗)。チームは6対1で勝ち、5連勝となった。
田中投手は今季、レイズ相手に苦戦。4月3日の開幕戦では2回2/3を投げ7失点、5月20日も3回を投げ6失点と打ち込まれていたが、この日は違った。スライダーとスプリットが冴え、三振は1回から2回にかけて5者連続、3回にも2つ、8回は3者連続で奪うなど三振の山を築いた。失点は7回のソロ本塁打のみで、8回109球2安打無四球1失点の快投を見せた。
メジャーでの田中投手の1試合での奪三振数は5月26日のオークランド・アスレチックス戦で記録した13が自己最多だったが、2か月でこれを更新した。