コンビニのレーズンパン1個で危険水域オーバー
マックスは5.7キロだから、約27粒で中毒症状が出るわけだ。パン好きの個人サイト「パンタスティック!」の中の「レーズンパンには、何粒のレーズンが入っているの? 実際に調べてみました」を見ると、各コンビニで売っているパンを1個ずつ数えた結果が出ている。セブンイレブンの「ふわふわレーズン」が29粒、ローソンの「塩バタレーズン」が41粒、ファミリーマートの「しっとりケーキレーズン」が24粒...という結果だった。小型犬の場合、コンビニのパン1個を誤って食べただけでも、非常に危険なのだ。マックスが食べたのは6個入り丸型レーズンパンのうち3個と思われる。小さいパンだったのが幸いしたようだ。
レーズンを食べたらどんな症状になるのか。「ワンペディア」ではこう説明する。「摂取後24時間以内に、吐く・食欲不振・下痢。急性腎不全を起こすこともあります。急性腎不全が重症化すると死に至る場合もあります」
そして、症状が出たら、すぐに動物病院に行くことを呼びかけている。
「飼い主さんが絶対に自分の判断で対処してはいけません。速やかに動物病院に連絡をしましょう。深夜などで連絡が取れない場合でも夜間病院があります。まず電話をすると最適な指示をしてくれるはずです」