再編に二の足を踏む地銀も 長崎県で見えてきた「高いハードル」

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「協議の長期化は必至」

   しかし、どういった提案を示せば、公取委の審査をクリアできるのかは見通せず、関係者は「協議の長期化は必至」と漏らす。公取委が求める条件があまりにも厳しければ、統合のメリットと比較したうえで、統合を白紙撤回する可能性も否定できない状況だ。

   マイナス金利政策や人口減少を受け、地銀の経営環境は厳しくなる一方。各県に複数ある地銀がオーバーバンキング(銀行過剰)の状態にあるといわれて久しい。金融庁は生き残り戦略の一つとして、地銀の再編を後押ししてきた。

   だが、今回の統合無期延期は、同一県内の地銀の統合のハードルが高いことを浮き彫りにした。麻生太郎金融相は、無期延期が報じられた7月21日の閣議後の記者会見で「このままで行くと、銀行は対応できなくなる。そうならないためにどうするか、しっかり考えていかなければならない」と述べたが、業界では「再編に二の足を踏む地銀も出てくる」(地銀幹部)との見方も出ている。

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