歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、東京・歌舞伎座での公演「七月大歌舞伎」を千秋楽の2017年7月27日までつとめあげた長男・勸玄くんを「たいしたもんだ」と労った。
海老蔵さんは同日のブログで、勸玄くんに関する記事を複数投稿して喜びを表現。一方、自身にはアクシデントが発生していたようだ。
「一度も嫌とも言わず 勤め切った」
「七月大歌舞伎」は海老蔵さんが座頭をつとめ、3~27日に開催。4歳の勸玄くんは、史上最年少で「宙乗り」に挑戦した。
6月22日に他界した母・小林麻央さんも生前16日のブログで「心配ですが、本人は飛ぶ気のようで 皆様 ぜひあたたかくご観劇、見守って頂けましたら幸いです」とつづっていた中、勸玄くんは海老蔵さんとともに見事成功させた。
海老蔵さんは千秋楽27日の夜のブログで、公演をつとめ上げたそんな息子の成長を噛みしめていた。
「25日間の公演 1日お休み 24日間 セリフも間違えず飛びおえた... 涙 よかった 一度も嫌とも言わず 勤め切った たいしたもんだ」
その数時間後のブログでは親子のほほえましい会話を紹介。「ご褒美なにがいい?とカンカン(編注:勸玄くんの愛称)に聞いたらなんて答えたと思いますか?」とし、返答は「あーてて」だったそう。