長期間の再発予防療法が必要
厚生労働省の精神疾患情報サイト「みんなのメンタルヘルス」は、双極性障害は精神疾患の中でも治療法や対処法が比較的整っている病気で、薬でコントロールすればそれまでと変わらない生活をおくることが十分に可能と解説。
ただし、適切な治療を受けず放置していると、何度も躁状態とうつ状態を繰り返し、人間関係や社会的信用、仕事や家庭といった人生の基盤が大きく損なわれてしまう深刻な病気でもあると指摘している。
アンジェラコスも過去に治療を受けていなかった時期があり、恋人や友人などに迷惑をかけたり傷つけてしまったことがあると告白していた。
双極性障害は治療を途中でやめてしまうと再発してしまうため症状が治まっている時期も薬を飲み続ける必要があり、長期にわたる再発予防療法が必要となる。アンジェラコスはしばらく音楽活動に戻れない可能性も語りつつ、「パッション・ピットが大好きで、音楽をもっと愛している」とし、
「音楽活動に取り組むためにも、この問題(自身の双極性障害)を今の優先課題にする」
としている。