マイクロソフトは、2017年秋以降の廃止が噂されていた画像編集アプリ「ペイント」について、今後もウィンドウズストアから無料で入手可能であり、廃止することはないとアナウンスした。
マイクロソフトのOSウィンドウズに標準搭載されているペイントは、画像編集ソフトの草分け的存在で、シンプルな操作性を特徴としている。
「信じられないほどの支持と愛着を目にした」
マイクロソフトは17年秋に予定しているウィンドウズ10の大規模アップデートに伴い、いくつかのアプリを廃止する方針で、ペイントは将来的な廃止の検討を含む「非推奨」とされた。この発表を受け、17年7月24日ごろから、米国のメディアが廃止の可能性を相次いで報道、日本にもこの話題が伝わり、ネットでは残念がる声が多く上がっていた。
こうした報道を受けて、マイクロソフトのゼネラルマネージャー、メーガン・ソーンダース氏は、25日(日本時間)にブログを更新し、「私たちは、ペイントに対する信じられないほどの支持と愛着を目にしました」と反響への感想をつづった。
それから「誤解を正し、良いニュースをシェアするため」と前置きし、今後もペイントは廃止されず、ウィンドウズストアから無料で入手できると明言した。
秋の大型アップデートには、ペイントの機能に加え、3Dコンテンツの制作もできるペイント3Dが付属する。ソーンダース氏は、ペイント3Dは今後も新たなアップデートを続けていく予定だとしている。