上西議員に並んで出演、「笹原秘書」って何者? 過去の経歴と「演劇」「タレント」

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   上西小百合衆院議員(34)がサッカーJ1・浦和のサポーターを批判し、殺害予告を受けるまでに発展した問題で、公設秘書を務める笹原雄一氏(53)の存在感が増している。

   笹原氏をめぐっては、インタビュー取材で上西氏に発言内容を指示する場面が話題になったばかりで、2017年7月25日朝放送の情報番組「白熱ライブ ビビット」(TBS)では、ついに上西氏と並んで約40分にわたってスタジオでゲスト出演。議員秘書が「黒子」をやめたとも言える珍しい事態で、注目度が高まっている。

  • 森友学園をめぐる集会で発言する上西小百合衆院議員(左)と公設秘書の笹原雄一氏(右)(2017年3月撮影)
    森友学園をめぐる集会で発言する上西小百合衆院議員(左)と公設秘書の笹原雄一氏(右)(2017年3月撮影)
  • 森友学園をめぐる集会で発言する上西小百合衆院議員(左)と公設秘書の笹原雄一氏(右)(2017年3月撮影)

上西議員に「情操教育」としてDVD見せる

   2人の出演時間の大半は、浦和レッズをめぐるツイート、とりわけ7月22日の「くたばれレッズ!」というツイートに費やされた。番組では、キャスターの堀尾正明さん(62)が、有名なブロードウェイミュージカルに「くたばれ!ヤンキース」という作品があることを指摘し、

「それにひっかけて、笹原さんがプロデュースして使わせたのではないか」

と質問をぶつけた。これに対して笹原氏は、

「確かに『くたばれヤンキース』は彼女に見せてたりしている。情操教育の一環として 落語のDVDを見せたりとかしている。彼女の中でその言葉があったというのは事実だが、僕がそういう風に言え、と言ったことはない」

などと指示を否定。上西氏は

「そんなに暗い話じゃないんですよ」

と作品に触れながら、

「私の認識としては、この中から引用させていただいた」

と笹原氏の発言に同調。発言は「一部の過激なサポーター」や、問題に対応しない球団フロントに向けたものだと主張した。

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