大食いタレントの三宅智子さん(33)が、YouTubeに公開した「大食い動画」の内容について、「皆様に不快な思いをさせてしまったようで、大変申し訳ありませんでした」とブログで謝罪した。
三宅さんが謝罪したのは、動画のコメント欄に寄せられたクレームが理由だ。食事中に「うんうん」と言ってしまうクセに対し、視聴者から「うるさい」「気持ち悪い」などの批判が相次いでいたというのだ。
「大食いよりそっちが気になって仕方がない」
三宅さんは2017年7月23日に更新したブログで、「うんうんが多くてうるさいという批判を沢山いただきました」と動画に寄せられた批判コメントに言及。「沢山の皆様に不快な思いをさせてしまったようで、大変申し訳ありませんでした」とした上で、
「とても反省しております(中略)。今後撮影する動画に関しましては、充分に気をつけて、改善していきますので、皆様どうぞ温かい目で見ていただければ幸いです」
と謝罪した。ただ、すでに撮影を終えた動画も多いことから、「(今後アップロードする動画について)まだしばらくはうんうんが多いかもしれません」とも報告していた。
本人がブログで「謝罪」するほどの口グセとは、いったいどんな具合なのか。
J-CASTニュースが、7月17日公開の「【大食い】吉野家牛丼10杯!早送り無し!【三宅智子】」と題した動画で確認すると、三宅さんが10杯の牛丼を食べる間に「うんうん」「う~ん」などと発した回数は、約120回にも及んだ。動画の中で三宅さんが食事をしている時間は約24分間なので、1分あたり平均5回「うんうん」というセリフを聞く計算となる。
実際、この動画のコメント欄を見ると、三宅さんの口グセについて辛らつな意見が並んでいる。
「うんって言い過ぎ 控えて」
「うんうん治らないですね 大食いよりそっちが気になって仕方がない」
「うんうんうんうんうるせーな」
「うん 確かに多過ぎて気持ち悪い」
もちろん、「うんうんの何が悪いの」「癖がどうのこうのいうなら見なきゃいい」などと三宅さんを擁護する声もあるが、7月25日夕時点ではコメントの大半が「うんうん」という口グセについて批判的な意見だった。
「まったく気づいていませんでした」
はたして、自らの口グセをここまで批判されることについて、本人はどう感じているのか。三宅さんは7月25日のJ-CASTニュースの取材に対し、
「やっぱり、ショックな部分はあります...。ずっと昔からのクセなので、無意識に出てしまうものなんですよ。正直、視聴者から指摘されるまで、自分ではまったく気づいていませんでした」
と話す。その上で、「ずっと続いていたクセなので、治すのもけっこう大変かな、と思っているんです」ともこぼしていた。
今回、ブログで謝罪した理由については、視聴者から「こんなに指摘が出ているのに、(口グセは)治さないのか」という趣旨のコメントが寄せられていることに、
「皆さんのコメントは拝見しており、改善したい気持ちもあるのですが、すでに撮影済みの動画が多いため、すぐには反映できないんです。だから、申し訳ないのですが、当面の間はご理解くださいとの思いを伝えたくて、ブログを書きました」
という。
なお、三宅さん本人も視聴者からの指摘を受けた後に自身の動画を見返したそうで、「言われたらすごく気になってきて。確かに、『うんうん多いなぁ』と思いました」とポツリ。そう感じた後で、新たに動画の撮影にも臨んだというが、
「その時はやっぱり、『うんうん』の数を抑えるよう気を付けましたね」
と振り返っていた。