他の出版社はなかなかやれない?
こうした文春の「声優シフト」はツイッターでも話題になっており、
「俳優とかがガード固めだしたから比較的緩そうな声優狙いに切り替えたとかそんなんかね?」
「文春砲が声優に照準を当てただと...?? やめてくれほんまに...」
といった声も上がる一方、
「声優のスキャンダルを出せばSNSのトレンドに入って週刊文春について言及したPOSTが毎回伸びるんだから普通に狙い通りいってるでしょ」
というように、ツイッターなどでの「拡散力」を狙った戦術なのでは、との指摘も少なくない。
当の文春側は、上述22日の「文春砲Live」でこの件について、担当記者の「スズキ」氏が言及している。
理由として挙げたのは、人気の拡大はもちろんのこと、「他の出版社がなかなかやれない」ということだ。アニメの制作には、原作漫画・コミカライズなどの刊行元として、出版社が参加しているケースが多い。そのしがらみから、漫画に強い出版社では、声優ネタがやりにくいはず――ということで、「ちょっとこれはうちがやるべきなのでは」という考えに至ったという。
番組内で「スズキ」氏は、ファンの「ピュアな」期待に反し、声優の世界も「実際取材していくと、結構違うんだよね」と覆面越しにニヤリ。声優たちは、当分身辺に気を遣うことになりそうだ。