認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表

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2050年までには認知症患者900万人減も可能

   ランセット委員会の声明の筆頭著者となっているユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのジル・リビングストン教授はこれらの要因の改善によってすべての認知症が解決されるわけではないが、継続的に取り組むことで大きな違いを生み出す可能性があるとコメント。

「発症の抑制はできなくても発症を遅らせることができることも確認されており、仮に世界中で1年遅らせられれば2050年までには認知症患者を900万人減少させられるかもしれない」

とまで話していた。

   声明では個人レベルの取り組みだけでなく、国や政府機関が公衆衛生の向上政策として取り組む必要もあると指摘。幼児教育の段階から充実させ中等教育の修了率を高める、聴力検査を継続的な健康診断として提供するといった介入に乗り出すよう要請している。

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