トマトやパプリカは生で食べるべし
二つ目は、「A・B・C」を含む野菜だ。
「A」は、ビタミンB群の吸収を高め、効果を持続させる「アリシン」と「硫化アリル」。ネギ、タマネギ、ニラ、ニンニクなどに多く含まれる。
「B」は糖質などの代謝を助け、エネルギーに変換するビタミンB群で、エダマメ、トウモロコシなどに多く含まれる。
番組で訪れた「農家の台所 新宿三丁目店」では、生食できるトウモロコシ「ゴールドラッシュ」をサラダバーで提供している。ゆでると逃げてしまう栄養素もそのまま摂取できるのでオススメだ。
「C」は、暑さや睡眠不足から来るストレスを緩和し、自律神経を安定させるビタミンCで、トマト、カボチャ、パプリカなどに多く含まれる。熱に弱いので、サラダとして生で食べるのがよい。
最後は「ハチミツ」。
ハチミツに含まれるブドウ糖と果糖は最初から分離していて素早く体に吸収され、エネルギー源になる。夏は暑さで体力を消費するので、疲れたと感じたらハチミツを摂ると効果的だ。