「持たない」県に理由を聞くと
一方、そもそも「公式ツイッター」がないのは、石川、福井、静岡、三重の4県だ。
J-CASTニュースがこれらの4県に取材してみると、静岡県広聴広報課の担当者からは、こんな説明が返ってきた。
「SNSの利点は、利用者が関心のある情報に直に触れることができることだと考えています。そこで、県の情報を総花的に発信しても、かえって興味を持ってもらえないのでは。観光なら観光、といった具合に、特化した形での情報発信を今後も続けたいと考えています」
石川、福井、三重の3県も、もともと各部署や分野ごとのアカウントを使って情報発信しており、あえて総合的な「公式ツイッター」を設ける必要性をあまり感じていない様子だった。また、三重県の担当者は、「うちの場合、県全体としてのゆるキャラ(ご当地キャラ)もいないので......」とも付け加える。
なお、これらの4県はいずれも中部地方に属する。石川県の担当者などにこの件も尋ねてみたが、いずれも心当たりはない様子だった。