実は夏バテ引き起こす食材のうなぎ 胃に優しい食べ方とは

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「夏の朝食にパクチー」はNG!?

   第3位は「虫よけスプレーを肌にだけかける」。

   蚊は約2ミリメートルのくちばしのようなものを持っていて、薄手の服だと布を突き抜けて皮ふまでくちばしを差し込めてしまう。

   刺されるとかゆくなるだけでなく、蚊を介した感染症にかかるおそれもある。虫よけスプレーは露出した肌だけでなく、服の上からもかけよう。

   第2位は「夏バテ予防にうなぎを食べる」。

   うなぎは脂質が多いので消化に時間がかかり、胃に負担がかかってかえって夏バテを引き起こす可能性がある。

   一方、疲労回復によいとされるビタミンB1や、生活習慣病予防に役立つビタミンEが豊富で、夏に摂(と)りたい食材でもある。

   胃に負担をかけない食べ方は、ズバリ「山椒をふりかける」。

   定番の食べ方だが、山椒には特有の辛味成分「サンショオール」が含まれる。これが胃の働きを活発にし、うなぎの脂の消化を促進する。夏の食欲不振の予防にも一役買ってくれる。

   第1位は「夏の朝食にかんきつ類を食べる」。

   オレンジやグレープフルーツ、レモンには、紫外線を吸収しやすくするソラレンという成分が含まれている。ソラレンは食べてから約2時間後に全身に行き渡り、紫外線を吸収しやすい状態が7時間近くも続く。

   例えば7時にオレンジを食べると、9時から16時までの日差しが最も強い時間帯に、紫外線を吸収しやすい体になってしまう。

   米国で20年以上にわたって行われた、10万人以上を対象とした調査研究では、朝にかんきつ類を習慣的に摂取した人は、そうでない人に比べ36%も皮ふがんのリスクが高まった。

   セロリ、パセリ、パクチーなど、セリ科の野菜にもソラレンが含まれている。これらの食材は夕方以降に食べるとよい。

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