猛暑到来!ペットの「夏バテ」対策はこれだ ニャンは「毛玉」、ワンコは「冷房病」に注意

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犬はエアコン設定と散歩に注意を

   一方、犬はどういう点に注意したらよいだろうか。愛犬家のサイト「Pet Lives」の「愛犬の夏バテの見極め方と上手な夏の過ごし方」の中で、獣医の箱崎加奈子さんはこう解説している(要約抜粋)。

   まず、夏バテになりやすいのは、こんな犬だ。

(1)食ムラがある:夏バテ相談が多いのは、食ムラやダラダラ食いをするタイプ。飼い主が「何か食べさせなきゃ」とおやつをあげるので、よけい食事を摂らなくなる。

(2)冷房病:梅雨から夏にかけ、食欲不振・嘔吐・下痢の相談が増える。冷房の入れ始めの時期で、犬がまだ適応できていない。

(3)短頭種は特に暑さに弱い:鼻ペチャ犬種は暑さに弱く、夏は不調が出やすい。フレンチブルドッグ、パグなどが要注意。

   ただの夏バテと本当の病気の見極め方に注意しよう。

(1)普段の食習慣を把握する:食ムラがある犬は、普段、何食ぐらい抜くことがあるのか知る。1食までしか抜かないコが2食抜いたら、体調不良を疑ってみる。愛犬の日頃の食習慣を把握していれば、必要以上に心配しなくてすむ。

(2)動きや体重の変化も判断基準:普段、お出迎えにくるのにこない、大好物を拒む時は黄信号。また、痩せていないかも重要。食べっぷりが落ちても、痩せていなければ様子見でも大丈夫。

   そして自宅でできる夏バテ対策はこうだ。

(1)食事の工夫:ドライフードに少しお湯をかけて風味を出したり、ウェットフードを足したり、手作りしたりとひと工夫を。

(2)散歩の配慮:散歩は、アスファルトを手で触って熱さを確認してから。犬が肉球をやけどしてしまうので、できるだけ土のある所を歩かせる。

(3)室温管理:エアコンの温度設定は犬がハァハァしていないかが基本。飼い主が不在時も冷房は入れたままで。

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