カナダ紙「女性に対する失礼なふるまいの数々の記録がある」
カナダの日刊紙、ナショナル・ポストも
「英語を話せないふりをしたように見える」
と、同意見だ。同紙はその理由を
「もしそうだとすれば、昭恵氏には十分な理由がある。トランプ氏には、女性に対する失礼なふるまいの数々の記録があるからだ」
と指摘している。その一例として、トランプ氏が7月13日にパリを訪問した際、マクロン大統領のブリジット夫人に対して雑に握手をした上に
「いい体だ。美しい」
と言い放ったことを挙げた。
ニューヨーク・タイムズのモトコ・リッチ東京支局長は、ツイッターでトランプ氏の発言が「ウソ」だと指摘した。
一方、ワシントン・ポストによると、ワシントンの日本人記者や外交官の間では昭恵氏の英語力をめぐる「推測合戦」が展開されているという。過去の訪米時には昭恵氏が通訳を介して話したり日本語でスピーチしたりしたことが多かったことを指摘しながら、
「あまり上手くは話せない。『ハロー』や、若干のあいさつ程度は話せるだろうが、社交辞令以上の会話ができるかどうかは、ちょっと分からない」
という、日本のテレビ局の米国人アシスタントの声を伝えている。