ダイエットに便秘解消に「お酢」がスゴイ 美味しいビネガーと干しぶどう酢の作り方

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お酢は、酸っぱい物と合わせると魔法の甘さが

   その結果、意外なことがわかった。お湯を入れると「とてもまろやか」で飲みやすくなるが、緑茶や紅茶で飲むと「渋さが倍増して飲めたものではない」こと。そして甘酒で割ると、甘くなるどころか、「ウッとむせるほどのまずさ」になった。ところが、最後に酸っぱいレモン汁で割ると、さらに酸っぱくなると思いきや、「甘味さえ感じるほどの不思議な美味しさ」に変貌した。レモン汁が一番美味しかったのだ。

   どうしてこんな結果になったのか。内堀「酢ムリエ」が「お酢を美味しくいただくには、知っておくとお得な3つの法則があるのです」と言いながら、以下を紹介した。

(1)お酢は、甘いものと合わさると、かえって酸っぱさが強調されてしまう。お酢は自己主張が強く、甘味成分がくるとよけいに自分の酸っぱさを前面に出す。甘酒がまずくなったのはこのためだ。

(2)お酢とタンニンは相性が非常に悪い。緑茶や紅茶、コーヒーにはタンニンが含まれており、渋さと酸っぱさの悪い面の相乗効果が現れる。

(3)お酢は、あえて酸っぱいものと合わせて飲むべし。お酢は自分の違うもの(甘味など)には自己主張が強いが、同じ酸っぱいものとは仲良く協調し合う。だから酸っぱさが打ち消され、えもいえぬ甘さが出る。レモン汁が一番美味しかったのはこのためだ。ちなみにルイボスティーも「いける味」に。

   内堀さんは「お酢をおいしく無理なく飲むレシピ」を2つ教えてくれた。「グレープフルーツレモンビネガー」と「トマト&ビネガー」だ。2つとも、お酢と最高に相性のよいレモン汁を使うのがポイントだ。

【グレープフルーツレモンビネガー】

●材料:グレープフルーツ大1個、レモン汁小さじ2、酢大さじ1。

●作り方:(1)ビニールの手袋をはめ、半分に切ったグレープフルーツを両手で優しく絞る(※果物の絞り器を使うと、皮の部分まで絞ってしまから苦みが出る。手で絞るのがコツ)。(2)レモン汁、酢と合わせる。

【トマト&ビネガー】

●材料:トマト1個、レモン汁小さじ1、米酢小さじ1、オリーブオイル小さじ1、はちみつ小さじ1。

●作り方:(1)トマトをすりおろし、そこにその他の材料を合わせる。(2)グラスに注ぎ、仕上げにこしょうをふりかける。

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