女優の佐々木希さん(29)が、動画配信サービスHuluのオリジナル新ドラマ「雨が降ると君は優しい」に出演することが2017年7月20日、発表された。
佐々木さんは「セックス依存症」に苦しむ女性役に挑戦する。
「私にとって大きな挑戦」
ドラマは「セックス依存症」を題材に、脚本家・野島伸司氏が夫婦の「悲劇的純愛」を描く。俳優・玉山鉄二さん(37)が一途な愛ゆえに悩める夫、佐々木さんがセックス依存症に苦しむ妻を演じる。「心の底から夫を愛しながらも、不特定多数の男に抱かれずにはいられない」という難しい役どころだ。
情報解禁された同日、佐々木さんもインスタグラムを更新してドラマを告知し、「私にとって大きな挑戦」だと明かした。エロチックなドラマのメインビジュアルも掲載されている。
佐々木さんは約1年前にオファーをもらった際には、
「性嗜好障害という依存症を抱えている役を共感こそはできませんでした」
という。それでも引き受けた理由について、
「私が演じる彩という人が儚くて大変愛おしく、もっと奥を知りたい」
「頂いた台本の先をどうしても見たい気持ち」
「元々野島さんの作品の世界観が好き」
と説明した。すでに最終話まで台本を読み、「涙が溢れ出てしまって...胸が苦しくなりました」という。
ドラマの鍵でもある「セックス依存症」という言葉だが、佐々木さんのインスタには見当たらない。代わりに「性嗜好障害」という言葉が用いられているが、実は「セックス依存症」もそのうちのひとつ。ドラマ公式サイトでも、「『セックス依存症』という言葉は俗語であり、正式には『性嗜好障害』という病名」だと但し書きがされている。プロゴルファーのタイガー・ウッズ選手が苦しんだことでも知られるが、その呼称や症状から好奇の目にさらされがちな病気だ。
それでも演じるのが佐々木さんというだけあり、
「佐々木希がセックス依存症だとしたら世の中の男性皆ウェルカムだよなと思いつつ、でも実際のセックス依存症の人って当人も御家族も含め、相当辛いんだろうなぁ......」
「性嗜好障害という病気への周知目的もあるだろうけど、単純に佐々木希がどう演じるのか気になってやべえ」
というツイートも見受けられる。実際、「最高」「やばい」といった反応などがあがっているのも事実だ。