中日・森監督の「酒癖チェック」 山口俊の暴行トラブルで注目集める

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   プロ野球の巨人・山口俊投手(30)が東京都内の病院で酒に酔って男性警備員にけがを負わせたとされる問題で、中日の森繁和監督(62)が注目を浴びている。

   山口は2016年のオフ、国内フリーエージェント権(FA)を行使し、中日からの誘いを断って巨人に入団。そんな因縁のある森監督が、選手を獲得する際の「酒癖チェック」について、偶然にもスポーツ紙のインタビューで語っていたのだ。インターネット上でこれに、「言葉が染みるね......」「森監督素晴らしいなww」という声が上がっているのだ。

  • 山口俊投手は、7月18日の中日戦に先発するはずだったが…(写真は、当日のものではありません)
    山口俊投手は、7月18日の中日戦に先発するはずだったが…(写真は、当日のものではありません)
  • 山口俊投手は、7月18日の中日戦に先発するはずだったが…(写真は、当日のものではありません)

ベロベロに酔っても、しっかりしてるヤツじゃないと

   NHKなどの報道では、球団によると、山口は自身の誕生日だった2017年7月11日未明、都内の飲食店で友人と飲酒した際、誤って右手甲を負傷した。手当てを受けるため、酒に酔ったまま都内の病院へ。山口はそこで、病院の扉を壊したり、男性警備員にけがを負傷させたり、トラブルを起こした疑いがあるという。

   山口は、7月18日の中日戦(ナゴヤドーム)の予告先発に指名されていた。当日になって事態を把握したという球団は急きょ、山口の登板を取り止め、先発投手の変更を申し出た。今後は、当面の起用を自粛するとしている。

   山口は2016年12月、DeNAからFA権を行使し、巨人と中日が獲得に動いた。山口は巨人と4年総額8億円の大型契約を結んだため、中日は獲得に失敗。その中日の森繁和監督が、スポーツ報知のインタビュー記事(7月3日付)で述べた内容が、ファンの間で注目を集めている。

「ふだん何でもない選手でも、酒が入ると人が変わるってのはいるね。オレは必ず(獲得する前に)一回、二回はメシに行って、必ず酒を飲ませる。ベロベロに酔っても、しっかりしてるヤツじゃないとダメ。日本なんてどこででも酒が飲める。何やるか分からないから。いい選手だけど(酒癖が悪いから)ダメだ、って(獲得の)手前で切った選手は何人かいる」

   毎年のようにキューバやドミニカ共和国を訪れる森監督は、ラテン系外国人の助っ人を獲得する際、こうした点に注意を払っているという。

   山口はラテン系の外国人ではなく、事件と森監督の発言は無関係だが、助っ人加入から1年経たずして酒がらみの問題を起こしてしまったということで、ツイッターなどインターネット上では、森監督に

「巨人・山口も飲酒トラブル...森監督が助っ人獲得の前に、実際に飲んで酒癖を確認するという言葉が染みるね......」
「獲得調査に酒癖チェック。森監督、さすがや」
「山口俊、酒癖悪いんだ.... それ考えると森監督素晴らしいなww」

という称賛の声が寄せられている。

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