デートで脳を気持ちよく疲れさせよう
さらにもう1つ、快眠の秘策はなんと「デート」だという。
古賀教授「夜深く眠るためには昼間の脳の使い方がポイントになります。昼間に脳を活性化しておかないと、逆に夜、脳は休んでくれない。脳が一番活発に働くのは、やはり人とコミュニケーションをしている時になります」
特にデートは、相手を喜ばせるために大事なコミュニケーションの連続となり、脳の活動が大幅に上がる。古賀教授は2009年に1か月間、複数のカップルに協力してもらい、テーマパークでのデートの前後に、脳がどれだけ活性化したかを脳の血流計測機器で調べた。その実験の脳の映像が公開された。男女とも4時間のデートの前と後を比べると、デート後の脳の前側部分が真っ赤になった。これほどわかりやすい血流の増大はないだろう。
古賀教授「2人の間でステキな時間を過ごすと、コミュニケーションが高まります。脳が気持ちよく働き、よい意味での疲れをもたらします。夜は脳がゆっくり休みましょうということになり、望ましい睡眠が得られるのです」
高橋真麻「デートしてもケンカしたりするとどうなるのでしょうか?」
古賀教授「ストレスは睡眠不足の一番の原因ですから、夜の睡眠の質を悪くします。ケンカは禁物です」
MCの後藤「(高橋真麻を見ながら)パートナーのいない女性はどうしたらいいのですか?」
古賀教授「『女子会』がオススメです。女友だち同士でもポジティブに会話することで脳は十分に活性化されます」