貧乏ゆすりで腰痛を和らげる
神奈川県の志田就子(なりこ)さんは、透子(とうこ)ちゃん(6か月)を育てる生活の中、体のあちこちに痛みを感じている。
授乳時に「子供の目を見てあげなさい」と助産師に指導され、言われた通りにしているが、前かがみの姿勢が続くせいで重い肩こりになった。
授乳以外でも、離乳食をあげる時、一緒に遊んでいる時、おむつ替えの時も前かがみになり、腰への負担も大きい。
志田さん「前傾姿勢になる機会が多いし、 しばらく続くことなので、少しでも楽にできる方法や解消法を知りたい。運動やストレッチをした方がいいとわかってはいるが、時間が取れないし、一人でどんなことをやればいいのかわからずできていない」
岩佐氏「傾いた姿勢は骨盤や背骨のゆがみの原因になる。授乳では赤ちゃんが上手く飲み始めたと思ったら、姿勢を正して正面を向いてもいい。肩こりは呼吸に合わせて肩をゆっくり回すだけでもほぐれる。背骨と足の付け根の内側につながっている『腸腰筋(ちょうようきん)』は、前かがみになると常に緊張した状態になる。脚を貧乏ゆすりのように上下左右に揺らすと、緊張がほぐれて腰痛が和らぐ」
9か月の男の子のママからは、「おっぱいが頻繁に詰まってしまう」という悩みのメールが寄せられた。
笠井氏「私が出産した時、助産師に『四足動物は乳腺炎にならない』と言われた。ベッドの上に赤ちゃんを寝かせ、しこりができた飲み残しのところに赤ちゃんのあごが来るようにして、飲み残しを解消するように授乳するといい」
岩佐氏「疲れが溜まっていると乳腺炎の原因になる。体を冷やさないのも大事。温かいハーブティーを飲んでリラックスするような時間を持てるといい。詰まりを感じたら助産師に相談してケアを受けてみて」