スポーツ選手にも個性的な名前が続々
時代を問わず奇抜な名前や読ませ方は存在した。だが近年は、キラキラネームがインターネット上で話題になるケースが増えてきた。親からこうした名前を付けられた子が成長し。最近ではネット掲示板や質問サイトに、ウソかまことか「自分はキラキラネーム」として「恥ずかしい」「名前をまともに読まれることがない」といった悩みが投稿される例が珍しくない。
半面、「今風」な名前を持つ十代が活躍してメディアに取り上げられるようになると、そのインパクトは大きい。代表的なのはスポーツ選手だろう。フィギュアスケート女子の本田真凜(まりん)選手(15)は、その好例と言えそうだ。現在、夏の甲子園を目指して全国で予選が繰り広げられている高校野球でも、ちょっと目立つ名前を持つ球児は少なくない。大翼(すかい)君に大将君、龍聖君、それに颯君――。ひと昔前とは違う個性的な名前を持つ若者が、グラウンドで躍動する時代なのだ。