伊勢谷友介、株式会社のCEOだった 目標は「人類が地球に生き残るため」

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   「え、伊勢谷さん、株式会社やってんの!?」――。

   俳優の伊勢谷友介さん(41)が出演したバラエティ番組で「株式会社」の代表を務めていると話し、大きな注目を集めている。伊勢谷さんは「人類が地球に生き残るため」という壮大な目標を掲げていると言うが、一体どんなことを行っている会社なのか。

  • CEOとしても活動(画像はリバースプロジェクトの公式サイトのスクリーンショット)
    CEOとしても活動(画像はリバースプロジェクトの公式サイトのスクリーンショット)
  • CEOとしても活動(画像はリバースプロジェクトの公式サイトのスクリーンショット)

「その間に僕、株式会社やってる」

   伊勢谷さんが自身の「株式会社」について語ったのは、2017年7月17日放送の「ガキの使い特別版!絶対に集合しなくてはいけない!スマホなしで待ち合わせSP」(日本テレビ系)での一幕だった。ダウンタウンの松本人志さんに、「普段、何をしているのかわからない」と聞かれた伊勢谷さんは、NHKの大河ドラマ以外で連続ドラマに出演したことがないため、スケジュールが空いている期間があるとして、

「その間に僕、株式会社やってる」

と自身の「普段」について語った。この想定外の返答には、松本さんも「えっ!?初めて聞いた。そんな話テレビでしていいの?」と驚いた様子を見せたが、伊勢谷さんは続けて、

「人類が地球に生き残るための株式会社をやっている」
 「地球上で人類だけが自分が死んだ後のことを想像出来て、そこに対して行動出来る。ってことは、人間が人間であることの証明は未来を心配して尚かつ行動に移してからこそなんですよ」

など自身が持つ壮大なビジョンを展開し、株式会社の代表としての一面をのぞかせた。

   伊勢谷さんが語った「株式会社」とは、2009年に伊勢谷さんが立ち上げた「株式会社リバースプロジェクト」を指す。公式サイトには、

「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?」

との言葉が掲げられ、クリエイティブな視点で社会課題の解決を試みると謳っているほか、伊勢谷さんの写真とともに

「リバースプロジェクトは人類が生き残れる環境づくりにつながる消費の変化を。そして自由と責任をもつことによって生まれる人類の成長を、株式会社として促していくために設立されました。そんな大いなる理念を掲げながら、私たちは持続性のある方法で挑戦していきます」

と、伊勢谷CEOからのメッセージが掲載されている。

   また、「リバースプロジェクト」が携わってきたプロジェクトの数々も紹介されており、それによると、環境に配慮した雇用制服を広めるプロジェクト「全日本制服委員会」として、ヤマト運輸が虎ノ門ヒルズで館内配送をするスタッフの制服や、伊藤忠エネクスのガソリンスタンドスタッフの制服を手がけているほか、大塚家具とアライアンスを組んだブランド「UN-TIQUE NEWTIQUE(アン・ティーク ニューティーク)」では、買い取った古い家具をクリエイターがモダンなデザインにアレンジして販売するなど、様々なプロジェクトに取り組んでいることがうかがえる。

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