京王電鉄「始発駅から終点までの運行時間があまり長くない」
列車内のトイレについて、京王電鉄広報部の担当者に7月11日、聞いたところ、
「京王線の始発駅から終点までの運行時間が1時間程度とあまり長くないこともありまして、現時点でトイレを設置している車両は当社にはございません」
という。
一方、通勤の有料座席指定列車でトイレをつけている西武鉄道広報部の担当者は、
「土休日に運行時間が長いことがトイレ設置の理由です」
と語る。たとえば同社の「S-TRAIN」について見ると、有料座席指定の通勤列車として平日に運行している豊洲~所沢間は1時間で結ばれるが、土休日に運行している元町・中華街~西武秩父間は2時間33分かかる。
また、京成電鉄の担当者によると、トイレ設置の基準は特段ないとしたうえで、「モーニングライナー/イブニングライナー」は、トイレ付の成田スカイアクセス線と同じ車両を用いているため、通勤に用いる列車でもトイレがついているとコメントした。