サッカー日本代表FW本田圭佑(31)がメキシコのパチューカに加入することが決定した。自身のツイッターで2017年7月14日に発表した。
パチューカはFIFAクラブワールドカップ(W杯)への出場経験がある北中米の名門で、インターネット上では「クラブW杯で見たい!」との声があがった。一方、本田はこれまで欧州の強豪クラブでのプレーにこだわり、メディアでも「メキシコ」という見方は皆無に等しかったこともあり、「予想できなかった」と驚きも出ている。
パチューカのユニフォームを手に持つ動画を投稿
本田はツイッターでパチューカと契約した旨をメキシコの公用語であるスペイン語で報告。クラブのフロント陣と並び、ユニフォームを手に持つ動画を同時に投稿した。パチューカの公式ツイッターも「先ほど、新たな補強として本田圭佑との契約を結んだ」として書面にサインする動画を投稿している。
パチューカは1901年創設の名門。北中米サッカー界屈指の強豪で、大陸別の代表クラブが出場して世界一を決めるクラブW杯出場経験もある。今季も4月にCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)チャンピオンズリーグで優勝し、12月に開催されるクラブW杯出場が決定した。また、元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏も、かつてパチューカの監督を務めていた。
本田は17年6月末でイタリアの名門ACミランとの契約が切れ、7月から所属クラブがない状況が続いており、去就が注目されていた。7月初旬にはトルコのガラタサライと契約交渉していたが合意には至らなかったとの報道もあった。