2017年7月5日から記録的な大雨が続いた九州北部では、豪雨から一転、厳しい暑さが続くなか、多くのボランティアが支援活動に当たっている。
モデルの紗栄子さん(30)もその一人だ。散乱した木材、土砂を移動する重機、土砂、なぎ倒された木など被災地の現状を伝える写真をインスタグラムに掲載するとともに、1日も早い復興を願っている。
「これ以上被害が拡大しませんように」
紗栄子さんは2017年7月13日に更新したインスタグラムで、知人の医師とともに大分県日田市に物資や食料を届けに来ていることを報告。
「街もまだ土砂や流木がいっぱいです」
「朝倉郡東峰村や日田市夜明中町の甚大な被害に心が痛みます」
と、多数の風景写真とともに被災地の「今」を伝えた。紗栄子さんは7日に更新したインスタグラムでも、ファンらに物資提供への協力を呼びかけていた。
宮崎県出身の紗栄子さんは、2016年の熊本地震の際にも精力的に支援活動を行い、熊本県と大分県にそれぞれ500万円を寄付している。現地にも赴き、避難所の小学校では炊き出しに参加していた。支援は今も続いており、今回の豪雨は、熊本の子どもたちと約束をしたメイクレッスンの準備の最中だったという。
実際に被災地の様子を目の当たりにした紗栄子さんは、
「これ以上被害が拡大しませんように、甚大な被害を受けた皆さんのお気持ちが癒え、安心して暮らせる日が1日も早く来ますようにと祈らずにはいられません」
と、復興を願う。さらに「私たちができることをしっかり続けていきたい」とし、
「必要な物資や食べ物など、現場の声を聞いて、これからも迅速に届けていきたいと思います」
と、継続的な支援を誓った。