「アルブミン」を作るには魚より牛豚肉を
柳澤解説委員「やっぱり肉は食べなければダメだね。(自分の検診結果を見ながら)それほど大事なアルブミン値なのに、基本検査に入っていないよ」
有働アナ「会社に文句を言ってください」
柳澤解説委員「アルブミンはマグロとか、魚でもとれるのですか?」
ここで、同研究所の協力研究員で管理栄養士の熊谷修さんが解説した。
熊谷管理栄養士「牛肉や豚肉の方がいいです。アルブミンはタンパク質がどんどん分解されて、最終的に肝臓にいって作られます。だから、アルブミンを作るにはたくさんのエネルギーが必要なのです。牛肉や豚肉には脂があり、迅速にエネルギーになってくれます」
ゲストのタレントの柴田理恵「お婆ちゃんの中には、そんなにギトギトしたものは食べられないよという人がいますよね」
熊谷管理栄養士「そこは認識を変えてもらって、高齢者ほど肉を食べてほしいということです」
番組では、そんなお婆ちゃんでもサッパリ食べられる肉料理のメニューを紹介した。
【豚肉のくず打ち】
●材料・2人分。
豚薄切り肉160グラム、酒少々、塩小さじ1、かたくり粉(適量)。
●作り方。
(1)豚肉は食べやすい大きさに切り、塩と酒で下味をつける。(2)鍋にたっぷりの湯をわかし、肉にかたくり粉をまぶして中火で色が変わるまでゆでる。(3)氷水にとって冷やし、ザルにあげて水けをとる(※半量ずつ2回に分けて行う)。(4)器に盛り、つけ合わせとたれを添える。※牛肉(薄切り)の場合も同様に作れる。※鶏ささみの場合は4本をひと口大のそぎ切りにして、ラップをかぶせて上からつぶして薄くしてから粉をつけると、柔らかくなり食べやすくなる。