魔女のおばあさんがニヤニヤと笑いながら食べ方を紹介するCMで有名な「ねるねるねるね」というお菓子があるが、思わぬ形で改めて注目されている。
とある貸会議室のその日の予定が書かれたボードに「ねるねるねるね教室」が開かれると書かれていたとして、「気になる」とツイッター上で報告があった。
「科学的根拠にもとづいて」商品の仕組みを知る
あるユーザーが2017年7月9日に投稿した写真には、同日の予定で「会議名」欄に「ねるねるねるね教室」とあり、「使用者名」には同菓子の販売元である「クラシエフーズ販売」(本社・東京都港区)の表記がある。時間は13時30分~16時の2時間半。
商品名のインパクトと、水を入れて練ると色が変わって膨らんでいくという商品特徴、さらにカラフルなパッケージやユニークなCMなどから、多くの人に強烈な印象をもってその存在が知られている「ねるねるねるね」。その「教室」にイメージが湧きづらかったのか、「気になる」「みんなで練り方を学ぶのかしら」「行ってきてほしい」とツイートは関心を持たれ、13日夕までに1万7000件の「いいね」がついた。
一体何をする教室なのか。開講するクラシエフーズの広報担当者は12日、J-CASTニュースの取材に「『ねるねるねるね』はなぜ色が変わるのかを子ども達に教えるイベントになります」と話す。「科学的根拠にもとづいて、物の性質を学んでいきます」というように、内容は至って真面目だ。
「理科の実験のように、色素を絞った液体、レモン汁や重曹といった材料を使い、変色や膨張の仕組みを学びます。その後、この仕組みを応用した菓子として『ねるねるねるね』を紹介し、実際に練ってみんなで食べます」