人と犬のスキンシップで「愛情ホルモン」がわく
人と犬のスキンシップは双方を幸せにするという研究がある。2014年に麻布大学獣医学部の研究チームが、犬の飼い主たちに30分間犬と遊んでもらい、実験の前と後に、飼い主と犬の尿に含まれるオキシトシンというホルモンの濃度を比較した。すると、犬と触れ合った直後に飼い主も犬もオキシトシン濃度が上昇した。オキシトシンは「幸せホルモン」とか「愛情ホルモン」と呼ばれ、特に母親が赤ちゃんに授乳している時に分泌される。このホルモンが分泌されると安らかになり、他者へのいたわりの気持ちが強くなる。人も犬も幸せな気持ちになっているわけだ。
さて、猫の抱きかかえる筋トレはないのだろうか。実は、犬よりも早く2016年7月にカリフォルニア州に住むモデルのトラビス・デスローリーさんが愛猫を抱きかかえる筋トレを「Instagram」に投稿している。この人もフォロワーが9万2500人いる。こちらはスクワットだけでなく、猫を右に左に動かしながらダイナミックに腹筋運動までする。そのせいか、腹筋が見事に左右6枚に割れている。