店長「ワインは難しい」
「炭火とワイン 学芸大学店」店長は11日のJ-CASTニュースの取材に「ワインは難しいので、詳しくないお客様にもできるだけ分かりやすくしたという考えで表記している次第です」と説明する。ボディの重さや風味から連想で出てきた人物を選んでいるといい、芸能人表記があるワインは全20種類ほど。
「ワインはブドウの品種や産地によって風味が違いますし、作り手によっても変化します。加えてフランス語、イタリア語、スペイン語など、一般的には見慣れない言語の名称が非常に多いので、単純にメニューを見ただけでは何がどういう風味なのか、多くのお客様にとって想像しづらいのです」
一言コメントも前記のようにポップなものが多く、「とにかく楽しんでいただきたいというシンプルな思いです。導入として、これを機にワインにご関心を持ってもらえればなと思います」と話す。
ワインの名称の代わりに表記された芸能人で注文しても受け付けてくれるといい、たとえば「福士蒼汰さんを1つください」などと言えば通じる。店員側も芸能人の名前で客にワインを勧めることがあり、こうしたサービスから「お客様からも基本的に好評を頂いています」と話す。なお、同店に限らず他店舗でも同様の芸能人メニュー表記がなされているという。