朝日、毎日などが「詳報」記事で発言要旨報じる
前川氏は続けて、「国家権力とメディアの関係」を改めて疑問視した。
「私はこの記事が出た前後で、官邸からの後押しと思われる、そういった動きも感じたし、私は官邸と、この読売新聞の記事とは連動していると、私は主観的には感じ取った。それは私に対する何らかのメッセージだろうと、そのように感じたし、そういったことが、もし私以外の者に行われているとすれば、この国の国家権力とメディアの関係は非常に問題がある。もしそれが横行しているとするならば、これは国民として看過できない問題」
上記の発言は、7月11日の朝刊段階では、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、共同通信が「詳報」記事中で要旨を紹介。
これに加えて、朝日新聞と毎日新聞は、それぞれ社会面でも
「『個人攻撃」』に前川氏反論」
「前川氏、追及に淡々と 『印象操作』かわす」
の見出しで発言を伝えた。