猫と人間だけがアルツハイマーになる わがニャンの認知症と向き合う方法

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「辛くて猫に『もう一緒に死のうか?』と言いました」

「ペットシッターさんに頼んで昼間に遊んでもらっては。とりあえず、一日だけでもペットホテルに預け、ぐっすり寝ましょう。体がもちませんよ」
    「6年前に旅立った22歳のオス。深夜2時から『うおおおおお~ん』が始まり、私も1年半、泣きながら抱っこしていました。今ではそんな事さえいい思い出に。うるさくてもいいから戻ってきて欲しいと、切に思っています」
    「辛くて、『もう一緒に死のうか? ねえ?』とまで猫に言いました。最近は落ち着いて、朝方一回起こされるくらいです。振り返ると、当時仕事が忙しくて心身とも余裕がなかったのも理由かなと。帰ってきたら、『かわいい、かわいい』って話しかけながらたくさんなでてあげる。『こんなの買ってきたよ』『なに見ているの?』とかこまめに話しかける。かまってもらえることで、猫ちゃんの気持ちも落ち着くようです」

   さて、わが家のニャンコが認知症と思われる症状になったらどうしたらよいだろうか。東京都の「高円寺アニマルクリニック」のウェブサイト「突然鳴き出す老猫さん認知症になったの?」を見ると、こう解説している(要約抜粋)。

「英国の研究機関は、11~14歳の飼い猫の28%、15歳を超えると50%以上が、加齢による行動障害を、少なくとも1つは発症していると発表しています。猫の認知症の症状は犬とほぼ同じと考えられます。
動きが鈍くなる・寝てばかりいる・突然大きな声で鳴く・人や物にぶつかる・昼夜が逆転・名前を呼んでも反応しない・排せつの失敗・狭い所に入り込んで出られなくなる・食べ物の好みが変わるなどなど。
症状によっては、甲状腺機能亢進症や糖尿病などの診断も必要になりますから、安易に認知症と判断しないで、必ず動物病院で診察を受けてください」
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