朝日新聞が「不注意」見出し 大雨「救助タグ」効果を一時阻害

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NHKツイートには「さすが」の声

   今回の問題について、ITジャーナリストの井上トシユキ氏は6日午後のJ-CASTニュースの取材に対し、

「決して、朝日新聞などに悪意があったわけではないでしょう。ですが、社会的責任の大きい媒体として、本当に『♯救助』としてもよいのか、一度立ち止まって考えるべきでした。今回の場合は、『ハッシュタグ救助』とするなどの配慮が必要だったと思います」

と話す。

 

   また、今回のケースでは、メディアだけではなく一般のユーザーが注意喚起の目的で「♯救助」とツイートする例も多かった。この点について井上氏は、

「何でも『拡散』すればいいという訳ではありません。第三者による善意の押し売りが、本当に困っている当事者にとって迷惑な行為となる場合もあります。だからこそ、個人であっても、自分のツイートが与える影響を投稿の前に一度立ち止まって考えることが大事だと思います」

としていた。

 

   ちなみに、今回の救助要請ツイート投稿時の注意喚起について、NHKの「生活・防災」公式アカウントは、「ハッシュタグ シャープ救助」と表記した上で、「むやみなリツイートは控えましょう」と呼び掛けていた。こうした配慮のあるツイートに対し、ネット上では、

「NHKのツイートは流石だな」
「さすがと感心した」

と称賛する声が出ていた。

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