金正恩氏「大小の『贈り物』をヤンキーに頻繁に送ってやろう」
朝鮮中央通信によると、金正恩氏は発射実験後に幹部や科学者、技術者を前に、
「今日、我々の戦略的選択を見つめていた米国は非常に不快だっただろう。『独立記念日(※編注:米国の独立記念日は7月4日)』に我々から受ける『贈り物』は、あまり気に入らないと思うが、これからも退屈しないように大小の『贈り物』をヤンキーに頻繁に送ってやろう」
と、満面の笑みを浮かべて語ったという。
ICBMをはじめとする弾道ミサイルの技術的な関門は、再突入時の高熱から弾頭を保護することだとされている。この朝鮮中央通信の記事の中で北朝鮮は、
「再突入の際、数千度の高温、高負荷と振動にさらされたが、弾頭の先頭部の温度は25~45度に維持され、核弾頭爆発制御装置も正常に動作した」
とも主張。ICBMとしての技術を完成させたことをアピールしているが、日本政府は
「我が国としては分析中」(菅義偉官房長官)
とするにとどめている。