「+675~」番号の着信に気をつけろ! パプアニューギニア発の謎電話、芸能人にも...

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ソフバンなら、30秒249円の通話料が

   折り返し発信する人が増えたことで、キャリア側でもこの事態を把握した。

   7月3日、公式サイト上でいち早く警戒を呼び掛けたのはソフトバンクだ。ソフトバンクでは、パプアニューギニアへの発信は30秒で249円の通話料がかかる。不用意にかけると、高額な料金が発生する可能性があるとして、「着信履歴で、心当たりのない番号への折り返し電話をされないようお願いします」と注意した。

   KDDIも4日に同様の注意喚起を発表、NTTドコモの広報担当者も4日午前、J-CASTニュースの取材に対し、事態を確認し、社内で影響などを調査中だと述べた。

   さて、では実際にかけ直すと、いったいどうなるのだろうか。記者が4日、問題の番号のうちいくつかに発信してみたが、いずれも「話し中」でつながらない。ただ、ツイッター上では、女性が出て片言の日本語で「コンニチハ」などと応答した、あるいは英語で何やら話しかけてくるが、会話が成立しないままやがて切れてしまった――といった報告が複数上がっている。

   とはいえ、「それだけ」である。往年の「ダイヤルQ2」のような有料番組につながるわけでもない。かかるのは国際通話料のみだ。各社の広報担当者も、「目的がわからない」と首をかしげる。

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