1日の読書時間「0分」の大学生は49.1%
全国大学生活協同組合連合会が2017年2月23日に発表した「第52回学生生活実態調査の概要報告」を見ると、1日の読書時間が「0分」という回答が2016年では49.1%。この値は2004年以降最高で、いま2人に1人の大学生は本を読まないということになる。
同会の「1日の読書時間」のデータによると、2016年が24.4分で、比較可能な2004年以降でみると過去最低だった。
大学生の本離れについて近畿大学の担当者は、
「大学の図書館に学問的な書物のみならず漫画なども置いて、『本を読むこと』の垣根を下げる活動は大学として始めておりまして、今回のAIのコンテンツ導入もその一環です」
とコメントしている。