近畿大学は、SNSの投稿内容から学生の性格を分析し、その学生に合う本を紹介するサービスを、2017年6月26日からスタートさせた。
学生の本離れを防ぐためと大学図書館の利用を促すためという。
7万冊の蔵書を学生に活用してもらいたい
サービスは近畿大学の「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」公式HPで始まった。
「ACADEMIC THEATER」とは近畿大学にある、カフェやホール、自習室などを設けた学術施設群のこと。その中に「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」という約7万冊の書物を抱える図書館スペースがある。
実は性格分析と本のマッチングまでは、一般の人でも利用できる。J-CASTニュースの記者が実際にやってみた。まず、ホームページの「診断コンテンツ」をクリックしたあと、ツイッターかフェイスブックのどちらを分析するのかを選ぶことになる。もし、SNSのアカウントを持っていない場合でも、12個の質問に答えることで同様に性格の分析を行ってくれる。分析された性格は、上の画像のように5つの分野(開放性・誠実性・外向性・調和性・神経症傾向)についてグラフ化され、そのあとに「適合する本」というボタンを押すと、分析された性格にあった本が出てくる。