6月は「四半期決算」とぶつかった
2月(24日)と5月(26日)を除けば、最終金曜日は「その月の最終平日」にあたり、月末締めの会社では多忙となる。また3月(31日)は年度末、4月(28日)はゴールデンウィーク前の最終出社日、そして6月(30日)は四半期決算や棚卸しとバッティングする企業が多い。
「月末締めで、四半期決算で、15時に帰れる民間企業ってあるの?」
「プレミアムフライデーとか言ってるけど月末締め作業でそれどころじゃないw」
「四半期決算やのにプレミアムフライデーできるやつが羨ましい 普通はそんな暇ないぞ」
経産省などからなる「プレミアムフライデー推進協議会」は6月27日、同日付の読売新聞朝刊に「プレミアムフライデー 定着の兆し」と題する記事風の全面広告を出した。だが、J-CASTニュースが6月28日に「『プレミアムフライデー 定着の兆し』 全面広告に失笑... 『虚構新聞』もネタに付でが報じた」と題した記事で報じた通り、ツイッター上ではあきれる声が広がる有様だった。
景気回復につなげたい政府と、休みたくても休めない国民。回を重ねるごとに、その温度差は広がっている。