東電元会長ら3人、無罪主張 原発事故めぐる初公判

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   東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電の元会長・勝俣恒久被告(77)ら旧経営陣の初公判が2017年6月30日、東京地裁(永渕健一裁判長)で始まった。報道によると、3人は罪状認否でいずれも謝罪したものの「事故は予見できなかった」と述べるなど、無罪を主張したという。

   勝俣被告以外に強制起訴されたのは、武黒一郎(71)と武藤栄(67)の両元副社長。原発事故の刑事責任を問う裁判は、これが初めて。公判では、3人が巨大津波を予見できたか、対策を取っていれば事故を防げたか、などが争点となる。

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