ツイッターにアップされた動画にある母親の行動がネット上で物議を醸している。3歳くらいの子供に対し、吹っ飛ぶほどの平手打ちをかましているのだ。
乗用車の車内カメラで撮影されたその動画は、乗用車が走行中、目の前に子供用自転車が突然現れて、あわやというシーンになる。乗用車の急ブレーキで難を逃れたが、子供の後を追っていた母親が追い付き激しい平手打ちをしたため、ネット上では「これは教育ではなく虐待だ!」「母親として当然の行為」といった論争が起きている。
乗用車の前に子供用自転車が現れ急ブレーキをかけた
問題の動画は2017年6月28日にアップされた。ツイートは、
「今日の会社帰り子供飛び出してきてほんと焦った、たまたま踏切の遮断機下がっててブレーキに足かけて減速しようとしてたから間に合ったって思った安全運転でこれからも行こうと思った。てかお母さんの平手打ちに強さにもびびった」(原文ママ)
となっている。
動画は車内カメラで撮影されていて、乗用車が運行中に左側に駐車していたワゴン車の陰から3歳くらいの子供が子供用自転車で飛び出して来る。急ブレーキをかけた乗用車の前を自転車は通過する。後ろから走って追いかけてきた母親は運転席に、「申し訳ありません」といった表情を浮かべ頭を下げたあと、子供の顏のあたりを激しく平手打ちし、子供は吹っ飛ぶように尻もちをついた。この動画を見た人たちは、
「何はともあれ無事で良かった...」
などといった感想を漏らし安堵したのだが、母親の取った行動に「体罰ではないのか?」「虐待だ!」などといった批判が向けられることになり、
「こんなのは教育ではありません 暴力で子どもをしつけようとする人間は頭が悪い人です 貴方に子どもさんがいらっしゃいましたらこんなことはしないであげてください」
「子どもが真っ先に親の顔を見ている+あの母親のどつき...黒に近い虐待サインですね」
「悪気はないのだろうけど子供がケガしそうな勢いで叩いてるからなぁ... ケガをしない力加減で叩けなかったら、それはもう暴力と呼ばれても仕方ないのかと思います」
などといったリプライがこのツイッターの動画に寄せられることになった。