浦和サポ、鳥栖戦でスタッフに暴力 「勘違いサポーターが多すぎる」と批判の声

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   サッカー・J1の浦和レッズは2017年6月29日、25日のサガン鳥栖戦でボランティアの係員に暴力をふるったとして、1人のサポーターに今季全試合における入場禁止の処分を下したと発表した。

   4月30日の大宮アルディージャ戦でも、浦和サポーター5人がスタジアムのフェンスを蹴るなどの違反行為を働いたとして処分されており、ツイッターやネット掲示板などでは、「浦和レッズこんなんばっかりやな」「何回お詫びしてるの?」との批判が巻き起こっている。

  • 浦和‐鳥栖戦が行われたベストアメニティスタジアム(写真は試合当日のものではありません)
    浦和‐鳥栖戦が行われたベストアメニティスタジアム(写真は試合当日のものではありません)
  • 浦和‐鳥栖戦が行われたベストアメニティスタジアム(写真は試合当日のものではありません)

フェンスを蹴ったり、ピッチに旗を投げ込んだり...

   クラブ公式サイトの発表によると、6月25日の第16節・サガン鳥栖戦(ベストアメニティスタジアム)で、アウェー観客席のサポーターが客席の入り口付近で「入場券の確認」を担当していたボランティアの係員に暴力行為を働いたという。

   浦和は、これが試合運営を妨げる違反行為にあたるとし、

「試合運営を妨げる違反行為は、決して許されるものではありません。観戦ルールやマナーは、選手や観戦するみなさまの安全のために設けられております。ファン・サポーターのみなさまにおかれましては、遵守いただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします」

と説明。サポーターには、7月1日の第17節・サンフレッチェ広島戦(埼玉スタジアム)以降、出場する今季の全試合(計27試合、6月30日現在)で入場禁止とする処分を下した。

   佐賀新聞(ウェブ版)の30日付記事では、このサポーターが係員の髪を引っ張ったり、足を蹴ったりしたと、鳥栖署や関係者の話として報じられた。サポーターは酒に酔っていたという。

   浦和は4月30日の第9節、アウェーの大宮アルディージャ戦(NACK5スタジアム大宮)でも、フェンスのメッシュのカバーをはがしたり、フェンスを蹴ったり、ピッチに旗を投げ込んだり、違反行為を働いたサポーター5人に入場禁止の処分を下していた。そのうち2人は、過去にも違反行為を働いたことがあったという。

   こうした違反行為を繰り返す浦和サポーターに対し、ツイッターやネット掲示板では

「何回お詫びしてるの?浦和レッズは?」
「浦和レッズってよく謝罪するけど・・・日本一熱いサポーターって言うけど・・・サポーターの意識の低さは世界一よね」
「勘違いサポーターが多すぎるよ、今は」

という批判が渦巻いたが、

「レッズのサポーターには見習うべき、素晴らしい人がたくさんいるというのに...残念」

という声も上がっている。

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