産婦人科の隣に「納骨堂」計画 「医院が反対するの当然」VS「何が悪いのか」

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「低くない確率で流産する患者さんもいます」

「言葉にはしづらいのですが、出産の場に当院を選んでくださる患者さんのことを想像すると、良い気持ちがしない方もいるのではないかと思います。また、低くない確率で流産する患者さんもいます。もしそれが当院の診断で判明し、院を出てすぐ隣に納骨堂が見えたら、『傷口に塩を塗る』とまでは言いませんがやりきれない気持ちになります」

   建設計画を同医院が知ったのは4月で、取材時点でも建設は始まっておらず更地の状態という。建設予定地は約460平方メートルで、もし建ったら「窓を開ければすぐに見える距離感と大きさです」と医院の担当者は話す。

   同医院では、納骨堂に反対する署名を市内約4000人分含む合計約7000人分を集め、浦安市医師会とも協力して5月に市に前出の要望書とともに提出した。署名の旨は医院ウェブサイトでも掲載しており、「反対表明は今後も続けていきます」と話している。

   今回の計画は、もともとあった浦安市内の社殿が2011年の東日本大震災で被災したため、災害に耐え得る建物を再建する趣旨だとされる。

   今回、J-CASTニュースが千光寺に「反対を受けて何らかの対応をする予定はあるか」などについて6月29日、取材を申し込んだが、担当者からの回答は「現在、近隣の皆さまにご説明に伺っている最中ですので、現時点では何もお話しすることができません」とのことだった。

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