7月2日の投開票が迫る2017年の東京都議選は、小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」(都民ファ)が優勢を保ったまま終盤戦へ突入した模様だ。時事通信は、2017年6月28日、都民ファと小池氏への支持を表明している公明党などを合わせると、過半数となる64議席を確保する勢いだと報じた。
自民党と小池都知事・都民ファの対立がクローズアップされる今回の都議選では、自民党が抱える加計学園問題に加え、稲田朋美防衛相の「防衛省、自衛隊、防衛大臣としてもお願いしたい」発言が問題視されていることなどが都民ファの追い風となっている。