「大谷が球界の宝なのは分かるけれど...」
スポーツ報知は5面カラーで「大谷が帰ってきた」、隣の4面で松田を扱ったがモノクロでスペースも半分ほどだった。スポーツニッポンは3面大谷・2面松田でいずれもカラーだったが、やはり大谷の紙幅が大きかった。この両紙は大谷より先にソフトバンク側を扱っている。デイリースポーツは5面モノクロで日本ハム対ソフトバンク戦を報じており、大谷の扱いが若干大きい程度だった。
並はずれた能力と将来性で注目を集め続けている球界のスター大谷の復帰は、三振の1打席のみとはいえ確かに大きなニュース。ツイッター上では「いるだけで存在感がハンパない」「着々と治ってきてるみたいで嬉しい」と歓声もあがったが、報道の扱いを比較して複雑な思いを抱くユーザーも多かった。
「松田の200号、(巨人)長野(久義)の決勝ソロ、(広島)新井(貴浩)の逆転タイムリーと並ぶ大谷の代打三振、マジで意味わかんねぇな」
「大谷が球界の宝なのは分かるけれど、もっと優先して報道することがある気が... メモリアルアーチだよ?」
「松田すまんな。せっかくの200号なのにスポニューでは大谷の三振のほうがクローズアップされるんや」
「三振でも松田の通算200号より 重要度は上らしいですね(中略)本人は悪くはないでしょうが」
なお一般紙(全国紙)の構成はスポーツ紙と異なり、読売、朝日、毎日、産経いずれも大きく「松田200号」を載せ、その直下へ「大谷復帰」が控え目に配されていた。