のどの筋肉チェック「30秒間で4回、唾を飲み込む」
誤嚥性肺炎予防には、のどの筋肉の強化が効果的だ。まずは自分の状態を知ろう。簡単なチェック法として30秒間で4回、唾を飲み込んでみる。実は高齢になると唾液が出にくくなり、クリアが難しくなる。特に男性は、のどの筋肉が女性よりも衰えやすいので注意だ。
ひとつめのトレーニング方法は、仰向けになり頭だけ上げてつま先を見る。30秒から1分持続させる。1日3回3セット行うのが望ましい。
ただし高齢者にとっては意外にハードだ。もっと簡単なのは、顎に手を添えた後、手は顎を押し上げるように上方向へ、顎は力を入れて下方向へ、それぞれ「力比べ」する。
ほかに、空の500ミリリットル入りペットボトルを使い、飲み口の部分から思い切り吸いこんで「ぺしゃんこ」にして、元に戻すというトレーニング法も番組で紹介された。
最も手軽な予防法は、笑顔だ。免疫力を高め、口の周りの筋肉も鍛えられる効果もあると村田氏。カメラに向かって、宇賀なつみアナがニッコリとほほ笑んだ。MCの羽鳥慎一アナが思わず「いい笑顔ですねー」。