「単なるストライカーでは終わらない」
記事によると、佐野がサッカーを始めたのは5歳。以来「これまでの人生で他にやりたいと思ったものがない」と言うほどサッカー漬けの日々で、親しい兄とよく練習してきたといい「兄とプレーするほどに、僕はどんどんサッカーを好きになっていった」と影響を受けているようだ。
佐野は清水商時代、1年生の時の全国高校サッカー選手権大会・静岡県予選では決勝で敗退するも得点王・最優秀新人・ベストイレブンに輝いた。2年生の時は同全国大会に出場して1得点している。大学時代は3年生の時の全日本大学サッカー選手権大会(インターカレッジ)で準々決勝まで3試合に出場し、いずれも1得点ずつあげる活躍をしていた。
現在、Sリーグのタイトル獲得に向けて奮闘する佐野だが、「ここでゴールを取り続けることが日本代表につながると信じている」と、高みを見据えている。
「僕はまだまだ成長できる。単なるストライカーでは終わらず、オールラウンドプレーヤーになりたい。いつか日本代表に呼ばれたい」
アルビレックス新潟シンガポール公式サイトによると、佐野の注目ポイントは「泥臭くゴールへ向かうプレー」で、目標の選手はFCバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレス。今季のスペインリーグ得点王だ。