スーパーファミコンが、やはり「ミニ」になって復活する。任天堂は2017年6月27日、「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」(ミニスーファミ)を10月5日に発売することを発表した。
1990年に発売、一時代を築いた名機「スーファミ」だけに、「絶対買う!」など世間は大盛り上がりだ。一方で、「あのソフトが入ってない」「あのソフトも入れてほしかった」など、話題の種も尽きない。
伝説の未発売作「スターフォックス2」も
2016年11月に発売された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(ミニファミコン)に続く第2弾。ファミコンを小型化し、当時の人気作を収録したミニファミコンと同じく、当時のデザインを再現したミニサイズの本体に、全21作のソフトを収録する。なお、ミニファミコンでは「コントローラーが小さい」ことが一部で物議をかもしたが、今回はコントローラーは当時そのままのサイズだ。
収録作は、「スーパーマリオワールド」(1990年)、「スーパーマリオカート」(92年)、「ヨッシーアイランド」(95年)、「スーパーマリオRPG」(96年)などのマリオシリーズから、「スターフォックス」(93年)、「スーパードンキーコング」(94年)、「星のカービィ スーパーデラックス」(96年)などの任天堂の主要タイトル、「ロックマンX」(93年)、「ファイナルファンタジーVI」(94年)、「スーパーストリートファイターII」(94年)などサードパーティーの人気作、隠れた名作として名高い「パネルでポン」(95年)、さらには、発売時期の関係でお蔵入りとなった幻の作品「スターフォックス2」まで――と、ライトユーザーからゲームファンまで目配りした内容となっている。
前作のミニファミコンは2月までに、国内外合わせ150万台を売り上げるヒット作となり(現在は製造を一時終了)、国内では入手困難の状況も続いた。ミニスーファミも、発表とともに、「収録ソフトすごい......」「買うしかないよね」などといった声がネット上でも続々と上がる。ツイッターで多くつぶやかれたキーワードを集計する、Yahoo!リアルタイム検索の「話題なう」では、27日正午過ぎの時点で、上位20ワードのうち17が関連する単語で占められた。