ニオイが「元気の素」らっきょうパワー 血液サラサラ、疲労回復、がん予防も

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らっきょうの栄養を丸ごといただくドレッシング

   その「生らっきょう」のパワーを最大限に生かすお手軽料理を福部町のJA鳥取いなばの人々に教えてもらった。その1つが「焼きらっきょう」だ。作り方はこうだ。

   【焼きらっきょう】

   (1)材料:生らっきょう、みりん、砂糖、醤油。

   (2)作り方:皮をむいたらっきょうをフライパンで焼き目がつくまで焼く。みりん、砂糖、しょうゆで漬け汁を作る。焼いたらっきょうを漬け汁に漬ければ完成。夏は冷やして食べると美味しい。

   続いて、豚肉を巻いた「らっきょうカツ」。豚肉のビタミンB1を吸収を高め、疲労回復の効果が期待できる。

   【らっきょうカツ】

   (1)材料:豚肉、らっきょう、豆板醤、小麦粉、溶き卵、パン粉、揚げ油。

   (2)作り方:豚肉の片面に豆板醤を塗る。その豚肉でらっきょうを巻き、爪楊枝でほどけないように留め、小麦粉、卵、パン粉で衣をつける。揚げ油でカラッと揚げて完成。

   最後に何にでもかけて、らっきょうの栄養を丸ごといただく「らっきょうドレッシング」。

   【らっきょうドレッシング】

   (1)材料:らっきょう、からし、らっきょうの漬け汁、オリーブオイルなど。

   (2)作り方:らっきょう、からし、らっきょうの漬け汁、オリーブオイルをミキサーに入れる。ミキサーで撹拌したら完成。サラダなどにかけるといい。

   番組ではスタジオでこれらの料理を試食した。

MCの渡辺満里奈「(焼きらっきょうは)辛みがまろやかになっています。香ばしい」
リポーターのえとう「(らっきょうドレッシングは)フレンチな感じがする」

   最後に廣田教授がこうアドバイスをした。

廣田教授「らっきょうのアリシンのニオイが苦手な人は、食べた後にリンゴなどポリフェノールを含む食材を食べると、ニオイを抑えることができます。らっきょうは、1日に小粒で10個、大粒で3個が目安で、血糖値を下げる効果が期待できますが、食べ過ぎると胃が荒れるため注意してください」
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